自作erの生態:静音厨せふの場合
OUCC Advent Calendar2015用のネタ
昨日は@as_muchさんの「くりすます」でした。
明日は@shinoshinospさんの「クリスマスらしい記事(おんぷ)」だそうな。
PC自作er
それは喜びとロマンを求め、いかにPCを組むか、
いかにPCを改造するかを日夜妄想する人々のことである
だいたいそんな自作erであるところのsefです。
今日は小話風布教活動しますのでしばしお付き合い願います。
目次
- 発熱との出会い
- 騒音の台頭
- ファンとの袂別とヒートシンク信仰
- 更なる静音病
1. 発熱との出会い
経験がなくともPCぐらいなら1日で組むことはできます。
ただ、組むことと運用することは大きく異なります。
例えば、私は一切知識がない状態で初めてのPCを組み上げました。
見た目は完璧でした。
しかし、冷却機構が皆無だったPCは10秒とたたず熱が限界に達して落ちました。
知識がなくとも組めるようになっているのがPCです。
しかし、組めるからといって、それがきちんと動く保障はどこにもないのです。
そういう意味ではPC自作にはある程度の知識と経験が必要であり、
当時の私のPCにはCPUを冷却するためのCPUクーラーが必要でした。
初めてのPC自作でそのことを学んだ私はCPUクーラーの素晴らしさに歓喜し、
ケースには大量の冷却ファンを付けるようになりました。
2. 騒音の台頭
きちんとした冷却機能を備えたPCは順調に動きました。
しかし、季節が変わり夏が訪れると自体は一変します。
室温の上昇とともにPC内部の温度も上昇、PCパーツが熱にやられ音を上げ始めたのです。
そこで私は更にファンを増設することで問題の解決を図りました。
しかし、そこで新たな問題に直面します。
小さなファンを沢山取り付けたPCはとてもうるさかったのです。
3. ファンとの袂別とヒートシンク信仰
それまで全く気にしていなくても、意識するとなぜか気になるのが人というもの。
私は意識するあまりファンの発する騒音が我慢できなくなっていました。
これではいけないと思った私は、冷却ファンの必要のないPCを作ることにしました。
そこで出会ったのがSUSANOOというとても大きなヒートシンクでした。
SUSANOOを使えば夏でもCPUファンが必要ないPCが作れました。
そのことに気を良くした私は、GPUやチップセットにも巨大なヒートシンクを取り付けて、
PCから出る騒音を次々に減らしていったのでした。
4. 更なる静音病
しかし、騒音を出すのはCPUやGPUだけではありませんでした。
電源やHDDも騒音を出すことに気がついた私は、
電源からもファンを剥ぎ取り、HDDはSSDに取り替えました。
こうして遂にPCから一切の駆動部品がなくなり完全な無音になりました。
騒音がなくなったことで1日中つけっぱなしにしても気にならないPCができましたとさ。
めでたしめでたし
えー、前置きが長くなりました。
要するにファンレスは!!いいぞ!!ということです!!
ファンを付けるにしても18cm以上のファンを200rpm以下で回せば幸せになれるぞ!
ちなみにこのPCのプロトタイプがDOS/V真夏の省電力の祭典で入賞してたりします。
ファンレス、それすなわち省電力なのです。
電気代計算したら悲しくなるからやめような。
最後に出てきたPCは夏のLT会で紹介したものを改造したものです。
改造といっても、ちょちょっとケースを作ってぶち込んだだけです。
ヒートシンクはむき出しなんですけどね()
色紙立てにもなるよ!
ガルパンはいいぞ!
ということで、今回はここまで。
需要皆無な自分しか特しないケースが手に入るのは自作だけ!
何より自分で作るって楽しいよね!