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なんか作りたい

PCとかオーディオとか

最近作ってたDAC(ES9018S)

DAC製作記?

修論中作りたいと思っていたDACを3月~4月にかけてこそこそ作ってました
この記事自体そのころに書いてたもので、今日の今日までほったらかしてた感じです
前回作ったDACはBurr-Brown社のPCM1794をモノラルで使ったものでした
全てをユニバーサル基板上で作ったばっかりにデバグで大変苦労しました
今回はそのあたりの反省を踏まえて全体的にコンパクトに作りました

DAC構想

前回の反省を踏まえてデジタル部分はプリント基板に頼ろうということに
もうひとつの反省はアナログ部分の規模が大きくなりすぎた点
I/Vと差動合成と出力段でディスクリアンプを8つも使うのはやりすぎでした
ということで今回は思い切ってI/Vをそのままバランス出力する仕様に
ボリュームはDAC側の電子ボリュームに頼る方向でいきます
これに伴ってヘッドホンの配線も全てバランス化しました
完成品はこんな感じ
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ES9018S

言わずと知れたESS Technology, Inc.の最高峰DAC
カタログスペックは意味の有り無しは置いておいてひと通り最強
PCMは32bit/500kHzまで対応、DSDの方もDSD256(12.2888MHz)対応なのでどんな音源にも対応できますね(ニッコリ
今回はお気楽オーディオキット資料館のDAC9018Sを使用させていただきました
流石にデュアルはスペース的に辛そうだったのでシングルで
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USDA_MINI

ES9018SだけでもSPDIFは受信できますがDSDとなるとDDCが必要です
ElectrArtさんがUSDA_MINIという基板をリリースしていたので使用させていただきました
なんとこの基板全ての信号をDSDに変換して出力できるFPGAを積んでいる変態的な仕様
当然PCMをそのまま出力もできるので音源比較が捗りそうです
ちなみにUSB Audio Class2.0でASIO対応と至れり尽くせり
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I/V回路

今回はバランス出力がメインなので差動合成は別基板
I/V回路とLPFの構成はリファレンス通り
定数は出力レベルとインピーダンスの関係で多少弄ってます
アンプ部分はLH0032をベースにバランス出力するように改造したディスクリアンプ
何気にデュアルOPAx2でも動作するように作ってます
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電源

アナログ用±15Vとデジタル用の5VとDAC出力用の3.3V(可変)
アナログはツェナーとリプルフィルタのシンプルな電源
デジタルはOPAでフィードバックかけて安定化しています
DAC出力の基準電位 = アナログの0Vとなるように電位を調整してあります
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ケース

今回は余裕のあるケースで......とか思ってたけど結局キツキツに詰め込むはめに
ケース加工も3回目ともなるとそこまで酷いことにはなりませんでした 四角い穴をドリルとヤスリで作ってた時代とは違います(ぇ
ハンドニブラーさまさまですね

インプレッション

聞いてみての感想はとにかく綺麗
上から下まで音の分解がよく聞き疲れしない、DACとしては解像度がこれでもかというぐらい高い
ただ特筆して音がどうという物は無く、癖のない無色透明といった感じでした
アナログ部分での音の違いを楽しめるという点ではDACとしてひとつの到達点にこれたかな?
とまあ、こんなんはプラシーボ込みでの偏った感想なのであまり当てにはなりません
ただ自分で納得できる程度には整ったものができたので満足です!

さーて次は何作ろっかな。