オーディオ沼入門
OUCC Advent Calendar2014用のネタ
昨日は@E_Rubikさんの「留年と休学に関する随想録」でした。
明日は@nkshnさんの投稿です。
さてはて
どうも、sef@修論とコミケに追われるM2です。
最近OUCCにもオーディオ方面に興味がある部員がいると聞いて記事を書いてみました。
が、スケジュールやばくて色々中途半端。すまねぇ。
入門とか書いてますが役に立つ気がしない。
沼に片足突っ込んでる人間がどんな感じか覗いてみよう、
ぐらいのノリで読んでいただければ幸いです。
Topics
- ヘッドホンを買います
- アンプを作ります
- 楽しい!!✌ (‘ω’ ✌ )三 ✌ (‘ω’) ✌ 三( ✌ ‘ω’) ✌
1. ヘッドホンを買います
まず「音の違い」ってやつを体験しないことには始まりません。
ということで、とにかく店に行って試聴!
ヨドバシカメラやe-イヤホンなら¥1,000から¥100,000クラスのものまで気軽に試聴できます。
(高いものは店員さんに声をかけて試聴させてもらいましょう)
以下、個人の偏見といい加減な分類によるヘッドホンの評価、、
- ~¥5,000 :デザインが違うだけで中身が一緒なんてことがチラホラ
- ~¥15,000:どのメーカーも顧客獲得に頑張るのでコスパが良い
- ~¥30,000:個人的に当たりが少ない印象. きっとメーカーの罠(偏見). しかし良いものは良い.
- ~¥100,000:どのメーカーも本気. どうせ買うなら後悔しないよう沢山試聴して比較しよう.
- ¥100,000~:ry
高価格帯では値段が上がっても満足度はあまり上がらないもの。
自分が好きだと思えるところを見つけられるかどうかが重要です。
ちなみに試聴では持参したCDを再生することも可能です。
ヘッドホンの形式(密閉型, オープンエア型)や音の傾向(ドンシャリ, かまぼこ系)を意識して聴くと捗るかも。
イヤホンだとドライバ(ダイナミックとかBA)で音の傾向が全然違います。
2. アンプを作ります
ヘッドホン買った!
と喜んでいざ聴いてみたらなんか試聴した時と違くない?なんてことはよくある話。
考えられる原因はヘッドホンへの出力側の問題。
1. 出力が足りてない
小さいアンプで大きな電流を取ろうと思うと、音割れまでいかなくても音が歪(ひず)みます。
最近の機器でそんなことはあまり無いのですが、感度の低いヘッドホンでは影響が出ることがあります。
2. ノイズが乗る
インピーダンスが低く感度がいいヘッドホンではそれだけでノイズを拾ってしまう場合があります。
ちなみに出力に10~100Ωの抵抗を挟むとこういったノイズを抑えられる場合も。
3. 音源側の出力インピーダンスが大きい
ヘッドホンのスペックにも「インピーダンス」という項目があります。
ヘッドホンの抵抗値にあたる数字なわけですが、実際には周波数によって異なります。
インピーダンスが大きいほど前段の影響を受けにくく、インピーダンスが低いほど信号が小さくなってしまう。
そのため音源側の出力インピーダンスはヘッドホン側と同じか低いことが望ましい。
という感じでヘッドホン関連でよくある問題を列挙してみましたが、上に上げた問題は全てヘッドホンアンプを作ることで改善できます!!
(当然買ってもいい。けど作ったほうが楽しい。楽しい!!)
基本的にアンプの役割は
これらをこなすことでシステム全体として音質改善を図れるというわけです。
ちなみに根本的な音源改善をしたいという方にはDACから自作することをオススメします。
(当然買ってもいいけどry)
3. 楽しい!!✌ (‘ω’ ✌ )三 ✌ (‘ω’) ✌ 三( ✌ ‘ω’) ✌
ホントはね、作るところまで解説やりたかったんですけど時間切れ。
修論やばい。修論やばい。コミケぇー
ということでOUCC部員の過去作で自作例をちょこっと紹介してお茶濁す。
1. 魔改造 : SE-200PCI
改造前
改造後
ONKYOのサウンドカードの部品を取り替えて音質改善した例。
主に裏面がヤバイ。これでもかというぐらいコンデンサ盛ってある。
もともと良いボードなんですが改造したら更に良くなったとのこと。
初代電子工作版部長coco氏による。2011年部誌から引用。
2. フルディスクリなDAC
電源から何からディスクリして作ったDAC。拙作。
メインで使用中。現在もちょっとずつ改造してる。
始めに聞いた時の第一印象は「音が出てよかった」でした(白目
次は部品点数減らしてシンプルに作りたいところ。
3. 設計とか
部品点数を強引に削るためにバランス出力化したディスクリアンプの回路図。
LTspiceというフリーのシミュレータ使って回路弄ってます。
作る暇が無いのでシミュレータで回路の特性眺めてニヤニヤしてる。
(ヘッドホンの配線はバランス化改造済みだし後は作るだけ!)
おわりに
音がいいだのなんだのと書きましたが、効能には個人差があるのでご注意くだs(ry
なので、私としては作って楽しめたらそれでいいじゃない、というスタンスでやっております。
この記事を読んでオーディオ関係に興味を持っていただければ嬉しい限りです。
作ってみたいという方、twitterなりなんなりでコンタクトしていただければ、喜んで余計なことアドバイスします。
ではでは、よきオーディオライフを。